授業の準備

【超重要】板書の基本

はじめて

板書って何?

soyken

板書は、黒板に書くことを言うよ。板書の基本を分かりやすく説明するね。

【超重要】板書の基本

soyken

板書の基本は、こんな感じ。

板書の基本

・筆圧は強いほうがいい

・わかりやすくて読みやすい丁寧な字

・児童生徒の思考を助けるためのもの

・チョークは基本白で書く。

・黄色のチョークは重要なところを書く

・赤色のチョークはめあてを囲んだり、線を引いたりする

・青色のチョークは四角で囲んだり、線を引いたりする

・ネームプレートの活用

・板書のルールを子どもに伝えておく

・場面の絵の数やセンテンスカードは極力絞る

・黒板の真ん中に中心部分を置く

・・黒板を一つの舞台と考える

・教師の話:子どもの意見=1:4

筆圧は強いほうがいい

はじめて

なんで筆圧は強いほうがいいの?

soyken

筆圧が強いと黒板の字がはっきりとみえるんだ。

はじめて

そうか。薄いと見えにくいってのは確かにそうだね。

soyken

だから、黒板に書くときは筆圧を強めくして書こうね。

わかりやすくて読みやすい丁寧な字

はじめて

黒板を殴り書きする人いるよね。めっちゃ読みづらいんだけど。

soyken

早く書きたい気持ちはわかるけど、わかりやすくて読みやすい丁寧な字を心がけよう。

はじめて

子どもたちも安心して学べそうだよね。

soyken

そうだね。チョークを黒板からすぐに離さず、ゆっくりと離そうね。

児童生徒の思考を助けるためのもの

はじめて

具体的にどういうことなの?

soyken

板書の機能のことだね。こんな感じだよ。

児童生徒の思考を助けるため

・話し合いを可視化、見える化する

・わかりやすいように、構造的に書く

・対比的に示す

・関連部分を結ぶ

soyken

子どもの思考をより深く考えられるようにするために板書ってとても重要なんだ。

はじめて

すごいね。ただ、黒板に書いているだけじゃないんだ。

チョークは基本白

はじめて

チョークをいろいろと使うとすごくカラフルで超いい感じにならない?

soyken

板書するときにはあまりよくないんだ。チョークの使い分けはこんな感じ。

チョークの使い分け

・チョークは基本白で書いていく

・重要なところは黄色で書いていく

・青は四角で囲んだり、線を引いたりする

・赤は授業のめあてを囲んだり、線を引いたりする

はじめて

基本白って殺風景じゃない?

soyken

色覚異常の子のことを考えると赤とか青とかって見にくいんだ。

はじめて

色覚異常のケースも考えて基本白で、重要なところは黄色で書くんだね。

ネームプレートの活用

はじめて

ネームプレートなんて貼ってると手間じゃない?

soyken

ネームプレートを使うのはとても大事なんだよ。

ネームプレートを使う理由

・誰の意見、考えかがよくわかる

・付け足し発言や反対意見などをする際に助けとなる

・授業を主体的に参加することができる

はじめて

ネームプレートって必要じゃん。

soyken

そうだよ。よく全員の意見を出すために、黒板に全員のネームプレートを貼ってから話し合いをすることもあるんだ。

板書のルールを子どもに伝える

はじめて

なんとなく書いていちゃだめなんだね。

soyken

そう。結局子どもたちのために書いているから、先生だけルールを知っていてもだめだよ。

板書のルール

・発言したものすべてはかけないからね

・板書をしている間は手を挙げないでね

黒板に貼るものを極力絞る

はじめて

チョークと同じでぺたぺた貼るのはよくないんだね。

soyken

たくさん貼ると結局何を考えるのってわからなくなることがあるよ。

はじめて

これって書く時もおなじなの?

soyken

同じだよ。たくさん書きすぎると、かえって子どもの思考の妨げになるんだ。

黒板の真ん中に中心部分を置く

はじめて

どこに何を置くのかも考えないといけないんだ。

soyken

そう。中心部分は黒板の真ん中に書くとどの席の子からも今ここが大事って考えられるよね。

中心部分を書く場所

・黒板の真ん中に書く

・縦書きの場合は黒板の左側に中心部分を書く

黒板を一つの舞台に

はじめて

なんかかっこいいね。ああ、ロミオよ。お前は・・・

soyken

もう入っている。舞台と同じように構造的に訴え、関係性の変化を示し、わかりやすく書いていきたいね。

はじめて

ちなみに横書きの板書もありなの?

soyken

ありだよ。

教師の話:子どもの意見1:4

はじめて

教師と子どもの比率なんてあるの?

soyken

おおまかな目安だけどね。教師が話しすぎるのはよくないんだ。

はじめて

そうなの?めっちゃ語る人いるけど。

soyken

あくまでも子どもの意見を出すことが第一で、教師はより子どもの本音が出やすくなるようにファシリテーターを意識して促すことが大事だよ。

まとめ

soyken

今日のことを振り返っていこう。

板書の基本

・筆圧は強いほうがいい

・わかりやすくて読みやすい丁寧な字

・児童生徒の思考を助けるためのもの

・チョークは基本白で書く。

・黄色のチョークは重要なところを書く

・赤色のチョークはめあてを囲んだり、線を引いたりする

・青色のチョークは四角で囲んだり、線を引いたりする

・ネームプレートの活用

・板書のルールを子どもに伝えておく

・場面の絵の数やセンテンスカードは極力絞る

・黒板の真ん中に中心部分を置く

・黒板を一つの舞台と考える

・教師の話:子どもの意見=1:4

はじめて

これって、すべては子どもたちのためにだね。

soyken

そうだよ。板書の基本を押さえ、子どもの思考を助けていこう。

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soyken
子どものためになる情報を発信しています。子どもの笑顔を見たいsoykenそれが私のhappiness。3児のパパです。小学校、中学校ともに教員経験あります。4年間生活指導主任と2年間、市の代表で協議会の役員も務めたことがあります。その他にも、教科の授業だけでなく道徳、総合なども授業公開をしています。 こういった経験を生かしながら、多くの子どもを笑顔にしていきたいなと思っています。 子どもの前に立つ「わたし」が笑顔になれるよう、有益な情報をブログで発信していきます。