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レクリエーションの視点からの子どもの心の元気づくり

おはようございます。soyけんです。育児奮闘中の3児のパパです。

コロナウイルス感染が拡大していて、ステイホームしがちで、少し憂鬱な気になってしまうときってありますよね。

soyけんは大学生の時に野外活動を中心としたボランティア活動で子どもたちのカウンセラーとしてキャンプやレクリエーションなどをしていました。その中で、レクリエーションインストラクターの資格を取得しました。現在もレクリエーションを用いて子どもたちと関わることがあります。そういった経験から今は、中級レクリエーションインストラクターの資格に上がっています。

そういったときに、レクリエーションの視点から考え行動していくと、もしかしたら生活の中のやすらぎのヒントになるのかもしれません。

そこで、公益財団法人日本レクリエーション協会編集『楽しさをとおした心の元気づくり レクリエーション支援の理論と方法』公益財団法人日本レクリエーション協会発行、2017年を参考にして解説していきたいと思います。

子どもの心の元気づくり

子どもの心の元気づくりを考えるうえで2つの発達段階を分けて考えていきます。

  • 乳幼児期の心の元気づくり
  • 児童期の心の元気づくり

乳幼児期の心の元気づくり

乳幼児期の心の元気づくりとしては、周囲の大人から愛情を注がれることや、周囲の大人から自主的にふるまうことを認められる経験をすることが大切です。

そのため、親子でしっかりとふれあい愛情を確かめ合えるようにすることで、乳幼児期の子どもは心が元気になってくると考えられています。

ちなみに、エリクソンの発達理論から見たライフステージとして、

  • 乳児期(0~1歳)他者は信頼できるものだという実感を得る(信頼対不振)
  • 乳児前期(1~3歳)自分の生活をコントロールすることを学ぶ(自律性対恥・疑惑)
  • 乳児後期(4~5歳)活動の範囲を広げる。自主性を学ぶ(自主性対罪悪感)

つまり、たくさん子どもとスキンシップ、触れ合いましょう。

親子で一緒に体操しましょう。

時間がかかっても子どもが自分でやりたいことをやり通せるようにしましょう。

子どもの自由な発想や自主的な行動を認めてあげましょう。

そして、「わたしメッセージ」を使って、賞賛し、促進するようにしてあげましょう。

そうすることで、乳幼児期の心は元気になってくるのではないかと思います。

児童期の心の元気づくり

児童期の心の元気づくりとして、遊びや勉強や手伝いなどで成功体験をすることが大切になってきます。

そのため、段階をおって難しくなるような複数の目標を示し、子どもが目標に挑戦し成功する体験を何度も味わえるようにするなどの工夫をすることで、児童期の子どもは心が元気になってくると考えられています。

ちなみに、エリクソンの発達理論から見たライフステージとして、

  • 児童期(6~12歳)努力して何かを達成する喜びを覚える(勤勉性対劣等感)

つまり、成功体験をたくさん経験しましょう。

できない高い目標よりも少しがんばればできる低い目標からやりましょう。

そうすることで、児童期の心は元気になってくるのではないかと思います。

また、安心できる人間関係が欠かせません。共感的に子どもの気もちを受け取るなど、安心してやれるようにしてあげたいですね。

ただし、周りの人と比較して「あの子は、ここまでやっているから。」と他者を基準としないほうがいいと思います。あくまでも、自分との比較の中で、自分が前よりもどれだけ成長できたか、自己と比較をしながら、少しずつやればできる目標から段階的にあげていくほうがいいのではないかと思っています。

マラソン大会で、あの子を抜くとしていても、その子もきっと練習して努力していると思います。結果、抜けなかったらその子の頑張りは無駄なのでしょうか。

それは違うと思います。去年のマラソン大会よりもタイムが上がった。練習の時よりも本番のほうがタイムが上がった。自己ベストを出せた。そういった視点をもつと、「やればできる」と感じられ、努力して何かを達成する喜びを覚えるのではないでしょうか。

それぞれ成長するスピードは違います。子どもに合わせて、子どもの発達段階を見て、無理のない目標を示し、少しずつ一歩一歩達成していったら、いつのまにか高い山に登れていた。

わたしって、やればできるじゃん

そんな風に思ってもらえるとうれしいですよね。

まとめ

子どもの心の元気づくりとして、

  • 乳幼児期は、周囲の大人から愛情を注ぐこと、子どもの自主的なふるまいを認めることが大切。
  • 児童期は、成功体験をすること、安心できる人間関係が大切。

レクリエーションの目的は、心を元気にすることです。

レクリエーションは、「いつでも どこでも だれとでも」やれるものだと考えています。

レクリエーションインストラクターじゃないとできないというわけではありません。

ずっと家にいて疲れたから、少し家の周りを散歩してみたら、気分がよくなってきた。

買い物行ったら、少し楽しい気持ちになった。

おいしい食べ物を食べたら、元気もりもりアンパンマンになった。

えっ、そんなこと!?と思われるかもしれませんが、それもレクリエーションにつながってくるとsoyけんは思います。

行動を変えてみる、環境を変えてみるなどをしてみると、心も元気になってくるのではないでしょうか。

ちなみ、soyけんは家の庭にタープを立てて、その中で夕食を食べました。それだけなのに、長男も次男も大喜びでした。

「外で食べるとおいしいよね。」

これも、レクリエーションですね。

今日もブログを読んでくださりありがとうございました。

sky on you.

いつも となりに やすらぎを

ABOUT ME
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soyken
子どものためになる情報を発信しています。子どもの笑顔を見たいsoykenそれが私のhappiness。3児のパパです。小学校、中学校ともに教員経験あります。4年間生活指導主任と2年間、市の代表で協議会の役員も務めたことがあります。その他にも、教科の授業だけでなく道徳、総合なども授業公開をしています。 こういった経験を生かしながら、多くの子どもを笑顔にしていきたいなと思っています。 子どもの前に立つ「わたし」が笑顔になれるよう、有益な情報をブログで発信していきます。